実家の犬が3月14日に亡くなった。写真は、僕の部屋で寝てる犬。名前はジェフといいます。
母とか父には凄く懐いてて、帰宅するとめちゃくちゃはしゃいで「おかえりー!!!!」ってはしゃいでたんだけど、僕が帰っても、時々見に来て一瞥くれるだけだった。なので、僕は自分から「ただいまー!!!」って行って、頭を揉んでた。
頭を揉まれるのは嫌いじゃないみたいで、耳元に手をくしゃくしゃってやると「おらおら撫でろ撫でろ」みたいな感じで頭を預けてきて可愛かった。
この写真の目つきを見てもらえると分かるんだけど、僕が呼んでも「なんだよう」みたいな感じで見てくる。親が呼んだら「なになに!」みたいな感じだった。可愛い。
お散歩が異常に好きな子で、懐かれなかったのは、お散歩もあまり行かなかったからなんだけど、何故か僕の部屋でずっと寝てた。ほぼずっと部屋にいて、冷暖房付けてたから快適だったのかもしれない。
僕の部屋にいたから、パソコンいじる合間に寝てるところを起こして揉んだりしてた。
小頭のいい子で、他の人はおやつねだっても全然くれないんだけど、僕にねだると、僕は珍しくニコニコしながら寄ってくるのが嬉しくて、ニコニコしながらおやつあげちゃうので、おやつ食べたくなったら僕のところに来てた。ゲームしてるときに来ると凄くうざ可愛かった。
ブレブレなんだけど、ほんの1〜2年前まではフリスビーとかボールで遊ぶのが好きで、よく遊んでた。僕が遊びたい時と、ジェフが遊びたい時があって、ジェフが遊びたい時はフリスビーとか持って[遊んで!」って来てた。僕が遊びたい時は、目の前でフリスビーとかボールを動かすと、「おっ、やるか??」みたいな感じで付き合ってくれてた。
フリスビーとか投げると、ときどき一人遊び初めて全く持ってこなかったりした。
小さい時から黄色いボールに凄く反応して、テニスボールとかを蹴ると何処かの部屋からカシャカシャカシャカシャって出てきて、ボール遊びを始めてた。
本当に小憎たらしくて可愛かった。
16歳と10ヶ月で亡くなった。僕が今25歳だと考えると、僕が9歳の時からジェフは居て、毎日可愛がってた。Twitterでちょいちょい死にたいみたいなこと言ってたんだけど、ジェフが居た約17年間は本当に楽しかったなって思って、本当にありがとうって思った。
少し前に実家を出てから、ジェフに会いたいのもあってか、夢の中にジェフが出てきてたんだけど、殆どの夢はジェフが居なくなる夢だった。
亡くなる三日くらい前も、ジェフが夢に出てきて、やっぱり居なくなっちゃう夢だった。
二週間くらい前に、様子を見に行った時は、凄くよぼよぼになってたんだけど、深夜におしっこして、カシャカシャ爪を鳴らしながら歩き回ってたから、なんだかんだで2〜3ヶ月は生きてくれるんだろうなって思ってた。
その時は全然ご飯たべないって聴いてたんだけど、ご飯手に置いて、口元に持って行ったらモシャモシャ食べてくれて、嬉し哀しくてボロボロ泣いてた。
ジェフが亡くなった連絡うけた後も、しくしく泣いて、何かのきっかけにわんわん泣いてた。
声出して泣いたのは、記憶が無いくらい久しぶりで、おとなになってもこんなに泣けるものなのかと思った。
家でわんわんないて、実家帰って、ジェフの遺体を前にわんわん泣いてた。
両親が仕事の関係で海外に行ってた時は、僕とジェフの二人暮らしだったんだけど、仕事が忙しくて、という言い訳で全然散歩に行かなくてごめんね、とか。楽しかったよ、とか。いろいろ一人でわんわん泣いてた。
実家で一晩寝て、火葬場に向かうときにジェフを抱いたら、とても軽くて、冷たくて、固くて、本当に死んでしまったんだな、と実感してまたわんわん泣いてた。
火葬場に向かう車の中でも、カーナビの到着予定時刻と、目的地までの距離が減るのを見てわんわん泣いてた。
亡くなってから匂いを嗅いでも、ジェフの匂いがして、火葬場で最後のお別れするときにいっぱい吸い込んで、さよならした。
火葬が終わって、人間みたいに骨を骨壷に入れたときは、何故か落ち着いてたんだけど、骨壷を抱いたら、やっぱり軽くて、温かさが無くて、やっぱりジェフとはもう会えないんだなって思って泣いてた。
その後は何故かすっきりした気持ちで、泣いてなかった。
これを書きながら、またわんわん泣いたんだけど、コレを書いたのは、ジェフの写真を整理していたら、無性にジェフのことを誰かに話したくなって、だけど僕はねえねえ聞いて聞いてみたいなことする人間ではないので、書いた。
ジェフは本当に可愛くて、最高の家族だった。死後の世界があるなら、そこで元気にボール遊びしてて欲しいし、死んだらまた会いたいなって思う。きっと僕の両親が先に行くから、それで満足してやっぱり僕が行っても一瞥くれるだけなんだろうなって思うけど、頭揉みに行ったら少し嫌そうに揉まれて欲しい。